2008年11月25日火曜日

映画‘落下の王国’

原題  The Fall
監督  ターセム
主演  カティンカ・ウンタール、リー・ベイス

物語は5歳の肩を怪我した少女が、これまた落下して怪我した自殺願望のスタントマンと病院で知り合う。スタントマンは少女を引きつけ、薬を盗ませる為に、叙事詩を物語る。

この壮大な叙事詩の描き方が半端でなく素晴らしい。世界遺産を含み、CGではなく、25か国で実際に撮影されたとか。
また、子役のカティンカ・ウンタールは動きや表情が自然で、つたない英語を使い、物凄く可愛らしい。

最後は叙事詩と実際の二人が物語りに同化していき、現実の世界に戻っていきます。

評判はイマイチの映画ですが、映像的に美しく、内容もとてもいい映画でした。

2008年11月22日土曜日

○○○○ラビという名前の野菜

○○○○の場所の名前を忘れてしまいました。

これは丸い根の部分に鳥の羽を広げたような模様があちこちに付いている不思議な緑の野菜です。

皮を剥いて、茹でてから、サラダ、炒め物、煮物にします。

ヌカ漬け、塩漬けも可能です。

では、食べてみることにしましょう。

葛西臨海水族館

切符売り場から歩いていくと、海と陸が続いているような錯覚が起きる入り口です。

ここは気持ちが本当にいい場所です。

マグロ回遊

葛西臨海水族館、一押しの水槽です。

マグロの数が少なくなった感じがしたのは気のせいでしょうか。

2008年11月20日木曜日

赤坂サカスのイルミネーション

ここもクリスマスムードたっぷりの雰囲気になっています。

赤坂サカスの雪だるま

信州から雪が運ばれてきて、サカスの一角に冬がきました。

金色(こんじき)の小さき鳥の形して

イチョウ散るなり、夕陽が丘に(伊藤左千夫?)



イチョウの時期になると、自然に思いだす歌です。

昨日は日枝神社でお参りしました。

2008年11月18日火曜日

シネマ歌舞伎‘人情噺 文七元結’

監督 山田洋次
主演 中村勘三郎

2007年10月に新橋演舞場で演じた出し物を映画化した作品です。

内容は50両という大金を巡る人情噺です。4つに分かれている場面のうちの、一場は抱腹絶倒です。
勘三郎と扇雀の夫婦の会話は絶妙で、会話のテンポと動きの速さ、テレビのお笑いなど足元に及ばないほどの素晴らしさ!!!
観客からも笑いが絶えませんでした。映画では珍しいことで、ずっと見ていたいと思いました。

最近はオペラや歌舞伎などが映画化されていますが、見るのは初めてでした。
劇場だと雰囲気が良いのですが、細かい所は良く見えません。テレビですと、画面が小さいので迫力に欠けます。映画はその点をカバーしているので、お手軽に劇場作品が楽しめます。

‘巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡’

2008年10月4日~12月14日
於)国立新美術館

思ったよりずっと沢山の作品が並び、観客もとても多かったです。

私の感想。
ピカソはキャンバスが一枚の平面としっかり意識ていた。
隣り合わせの色使いと、全体の色が統一されていて、見る人には違和感を持たせない。
黒い輪郭を取る事により、具象化されている。
芸術に昇華したデザイン画と言えないか?

2008年11月14日金曜日

満月

昨日は雲もなく、神々しい満月を見ることができました。

お月見にはならないけれど、月の光っていいですね。

お手玉できたよ

11月になってジュズダマが熟したので、遂に、お手玉を作りました。

小学生の時に作っただけですので、作り方をすっかり忘れていました。

和風呂敷を使い、何回も試行錯誤。

本当は4枚はぎのを作りたかったのですが、俵型がやっとでした。

2008年11月8日土曜日

映画‘七夜待’

監督  河瀬直美
主演  長谷川京子

タイに来た観光客の女性が、タクシーで森林に連れてこられ、ここで娼婦だった女性の家族と暮らすという不思議な話です。

カンヌ映画祭でグランプリを得た監督なので、期待を持って見に行きました。風景や主人公はとても美しく撮影されており、昔の映画「青いパパイヤの香り」を思い起こさせます。

これは好みの問題でしょうが、岩波とか文化村の映画で、一般映画館では受け入れられにくい種類です。
ハンディカメラを使っているので、映像がぐらぐらして疲れるし、進行内容もどうかなあ。。。久しぶり眠くなりました。

でも、見終わって、海外に場所を移した日本人の姿、特に若い女性の姿が浮き彫りになっているのではないかと感じました。経済的には心配なく、生きるという根本的な姿勢に方向性がなく、自分だけの世界にいる姿です。

忘れていた私たちの恥ずかしい部分を思い起こさせてくれました。

2008年11月2日日曜日

映画‘レッドクリフ’ part 1

監督  ジョン・ウー
出演  トニー・レオン、金城武

「三国志」の世界を映画化。
西暦208年、後漢の実権を握る宰相が、天下統一の野望を抱き、わずかな兵力の劉備と呉の孫権の連合軍と戦う物語。

昨日、封切りの話題作だったので、映画館には人が入っていました。

初めは登場人物や背景が、よく分からなかったのですが、次第に、分からなくても分かる?映画で、飽きさせることなどなく、観客はどんどん惹きつけられていきます。
アクション場面は凄惨このうえないのですが、天才軍師の諸葛孔明(金城武)と孫権軍将軍(トニー・レオン)の主人公は魅力的に描かれています。

スケールの大きさだけでも、見ごたえある映画でした。
part 2 の来年4月公開が今から待たれます。