2010年10月19日火曜日

映画「シネマ歌舞伎、大江戸りびんぐでっど」

演出 宮藤官九朗
出演 市川染五郎

江戸時代の江戸が舞台。奪ったくさや(魚)の汁で、生き返った死人たちが、ゾンビ(存鼻)となり、半助はぞんびたちで、「はけん」を組織し、格安で仕事を請け負い、成功する。が、くさやの汁を作った男を刺し殺したと思っていた半助が、実は、殺されてゾンビとなっていた。

封切り翌日だったせいか、客席はいつもより埋まっていた。

ストーリーはすさまじく、ゾンビの態度や言葉の発し方が気になりました。また、扱う内容が、生と死なのに、昇華されておらず、前半はどたばたで、安っぽい笑いを取ろうするのに違和感。後半は社会問題も扱っており(歌舞伎はもともとそうなのででしょうが。)真面目。参ってしまいましたよ。

正統派が良いとは言いませんが、一寸ね。。。

「りびんぐでっど」って何かなと思っていたら、生きているけど死んでいる人間のことでした。(英語かな?)

2010年10月7日木曜日

映画「十三人の刺客」

監督 三池崇史
出演 役所広司

松平斉昭は民の心を解さず、自堕落な人間。幕府の行く末を憂う13人の刺客が、彼を殺そうと立ち上がる。

松平を演じる稲垣吾郎が巧みで、本当に嫌な人間だと思わせる。
そのほか、有名人がぞろりと顔を揃えているが、中でも、松方弘樹が時代劇に馴れている。

が、映画が進むにつれて、「荒野の七人」(七人の侍)を思い出し、画面から目が離せないのに、頭のなかはアレーっという感じ。

年配のお客さんが、かなり入っていました。