2001年製作されたテレビ作品が今年12月再放送されました。
ドキュメンタリー作家、スベトラーナ・アレクシェービッチが、本を書くために、取材した時の記録。
ベラルーシは、ヨーロッパとソ連の間にあり、
70年前は、ドイツとの戦争で、5分の1の住民が死亡。
次に、チェルノブイリは、すぐ隣のウクライナにあった為、放射能汚染地域となった。
更に、アフガン戦争、チェチェン戦争と苦しみは続く。
チェルノブイリ事故では、勇敢と称えられた消防士の被爆。皮膚、骨、内臓がぼろぼろになっていく様子、看病した妻たちの被爆、そして生まれた子供の病気。そのなかで、子供たちは、辛い状況のなかで生きている。
福島の放射能事故は、情報が開示されず、現実を直視していると言えるだろうか。
アレクシェービッチは、理不尽で悲惨な戦争でさえ、子孫がまた世界を作れるが、放射能は、そうはいかないと言う。
もし、この番組が再放送されたら、是非、ご覧ください。
2011年12月27日火曜日
2011年12月5日月曜日
映画「タンタンの冒険」
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