監督 サム・テイラー=ウッズ〈女性の芸術家)
主演 アーロン・ジョンソン
1950年代のリバプール。16歳のジョン・レノンは育ての厳格な母(実母の姉)と、自由奔放で身持ちの悪い実母の間で、自分の出生や、母の愛を求め続ける。
監督が女性芸術家のせいだろう、少年から青年期にはいるジョンの映像が美しい。
アーロン・ジョンソンはジョン・レノン役には美しすぎると批評されているが、あまり気にならなかった。
母を求めるジョンの心持、周りの大人の心持がよくわかり、胸が痛む。そして、ジョンの‘Mother'という
ヒット曲がエンディングに流れるが、胸がつぶれる思いだ。
‘僕は母を求めるが、母は僕を求めない。。。父は僕を置き去りにしたが、僕は父を置き去りにしない。。。’昨今の子どもの虐待と通じている。
久しぶり、心に残る素晴らしい作品である。
2010年11月13日土曜日
2010年11月7日日曜日
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