2009年11月28日土曜日

映画「沈まぬ太陽」

原作 山崎豊子
監督 若松節朗
主演 渡辺 謙

国民航空の労働委員長恩地(渡辺謙)は、労働争議で勝利したが、ナイロビなどの遠隔地へ10年ほど左遷させられる。日本に戻ると、ジャンボ機が墜落し、500人以上の死者を出してしまう。会社側は誠意ない態度を取り、それに逆らう恩地はまたもやナイロビ勤務になるが、そこで開放感を得る。

本はJALの内部事実を踏まえて書かれているとか。(恩地役の実在人物はジャンボ機墜落には関係してなかったが。)恩地以外の会社の人間殆どが私利私欲のために、‘ワルイ’人ばかりだ。この本が書かれてから年月が経っているのに、相変わらず同じような経営状態を考えると、あれから改革されていないのが分かる。

「沈みそうな太陽」の会社。
「沈まぬっ太陽」の恩地の心。

2009年11月11日水曜日

歌舞伎‘仮名手本忠臣蔵’


昼の部は、大序、三段目、四段目まで。
残りは夜の部になっています。

中村勘三郎などの豪華キャストなので、楽しみにしていたのですが。。。

場面転換はあるのですが、動きが殆どない登場人物のセリフを中心に物語が進みます。

女性役は顔世御前だけで、座り続ける男性役ばかりでは地味そのもの。

周りの観客を見ると、寝ている人が沢山いたので、お手上げなのは私だけでないのが
分かりました。

セバスチャン・サルガドの写真展


東京都写真美術館(10月24日~12月13日開催)

1944年ブラジル生まれの、フォト・ドキュメンタリーの先駆者の作品展。

アフリカの人々をモノクロで写したもので、カラーより、ずっと迫力があります。

アフリカの現状を知らせるだけでなく、教育や植林活動などを通して、地球を見直そうとしているそうです。

日本と遠く離れたアフリカの人々は撮影時より、状態は良くなったであろうか。。。

6本のトウカエデ


利用する駅の前にある木。

全部、色が違うので、毎年お洒落なカエデの紅葉が楽しみです。

駅に降りるとリンとした張り詰めた空気を感じます。

東京から西方にあり、町から離れているからです。

2009年11月4日水曜日

映画‘マイケル・ジャクソン THIS IS IT'

監督 ケニー・オルテガ

2009年、6月に急逝したマイケルが、1か月後のロンドン公演のために、死の6日まで続けたリハーサルの模様を、振り付け師でもあり、ロンドンの興行主でもあるオルテガが監督した作品。

とっても感動しました。

十数年もライブはなく、50歳になっているのに、変わらぬ姿、歌唱力、切れのあるダンスは、KING OF POP。スキャンダルが信じられない人柄の良さを感じました。 

薬漬けだったはずなのに、元気いっぱいの姿、ロンドン公演のリハーサルは殆ど完成に近かったのに、実に惜しかった。

「I'LL BE THERE」は大人になって歌っても、子供の頃の純粋性を思い起こさせてくれました。
マイケルファンでなくても、公演がどんなに素晴らしいものか、教えてくれました。

2009年11月2日月曜日

紅葉狩り


10月30日、軽井沢へ晴天めがけて出かけました。

プリンス通りはもう盛りは過ぎていましたが、万平ホテル近辺や雲場池あたりは盛りで、息を飲む様な美しさでした。

お蕎麦屋さん「冴沙」


プリンス通りのお蕎麦屋さんで、‘ささ’というお店です。

この通りにはもう一軒、「きりずみ」という名のお蕎麦屋さんがありますが、両方とも、手打ちで美味しい方です。
(最近はお蕎麦やさん巡りをしています。手打ちだから美味しいわけではありませんね。)

久しぶりにプリンスのアウトレットへ入ったら、凄く大きくなっていて、観光バスが入るのが納得できました。

軽井沢、雲場池の紅葉



榛名山神社


入り口から結構長い山道を歩いていくと、険しい岩山の上のほうに神社が作られています。

場所もさること、神社の細工が素晴らしく、往復40分くらい掛かりますが、行く価値はあります。

10月30日でしたが、七五三お祝いする一家が上ってきていました。

榛名山


ここも紅葉は真っ盛り。

湖畔の道は宣伝物やらお土産やさんもなく、珍しいくらい綺麗な場所です。

小さなホテルにしかレストランがないのが残念ですが、散策には最適な場所です。

三浦半島、荒崎海岸


10月の終わり、三浦半島へドライブしました。

三浦の美味しいイチゴ、大根、ミカンは時期的に早すぎで、12月中旬が最適のようです。

魚料理も期待ほどではなく、今回は成功とは言えませんでした。

三浦海岸