2010年5月30日日曜日

映画「グリーン・ゾーン」

監督 ポール・グリーングラス
主演 マット・デイモン

ブッシュがイラクに対し、大量破壊兵器を探し出す為に、戦争状態に落としこんだのは、記憶に新しい。
途中まで、この話なので、終わりが見えている気がしていたが、途中から、デイモン扮するアメリカ軍チーフ、ミラーが、ない兵器を探していると気が付き、真相を追っていく。
ここが見所ですねえ。

結局、1991年イラクは破棄したと言ったにも係らず、アメリカの上層部は爆撃を開始、真相を知ったミラーはメディアにこの事を流す。

ブッシュの第一目的はフセイン失脚と描かれているが、その理由が映画では明らかにされないのが残念。(石油目的とも言われてましたが。)

2010年5月26日水曜日

天草旅行

5月20日(木曜日)から3泊して、23日(日曜日)までの旅行です。

長らく訪ねたい場所で、ずーっとお天気になるのを待っていたのですが。。。

熊本空港から弱い雨のなか、一路、宇土半島をめざします。上天草市に入り、天草五橋を通って、上島のロザリオラインを走ります。(曇っていたせいか、海は空と一体になっていました。)
下島の東にある本渡という場所で一泊。

翌日はロザリオラインを更に走り、サンセットラインに入ります。薄曇りのなか、どんどん走って崎津まで行き、天主堂を見学。その後、同じ道を戻り、あちこち見学しながら、結局2泊目もおなじホテル。
(途中で泊まりたい場所が見つからなかったのです。)

その次の日は、またロザリオラインを通って、夕方、熊本駅の近くのホテルに入りました。急いで、熊本城見学。

翌朝は大雨。午後戻る予定を変更して、朝9時40分発の飛行機に乗って帰りました。

羽田から新宿までバスに乗るのですが、夕方は1時間以上かかるのに、この朝は28分で到着!!!
雨のおかげが早まった旅程、バスの時間短縮は嬉しかったけど、なんとも複雑な気持ちでした。

柑橘類


天草は美味しい柑橘類がいっぱい売られていました。

左から、清美オレンジ、デコマリン、晩柑。

どれもジューシーで甘くて、中の袋が柔らかくて、美味しいです。

東京には高級な選ばれた品物だけが来るので、高価なのでしょう。

ほかに甘いビワが超安値、辺りのビワの木も鈴なりになっていました。

三角(みすみ)西港




明治時代の面影が残る港で、オランダ人による建築物もあり、ここは明治三大築港に数えられています。

天草四郎メモリアル・ホール








下の写真は名もなきキリシタンのお墓をここに移してきたものです。

迫害された教徒たちは、海の見える小高い丘の天草四郎のお墓の近くで休んでいます。

2010年5月25日火曜日

崎津天主堂





ゴシック様式の小さい天主堂で、内部は畳がひかれています。

人々の生活に入り込んでいる様子が分かります。

仏教でなく、キリスト教が根を張った当時をもっと勉強したいと思いました。

崎津の海



家の横に船着場があり、道路には天草が干してあります。

映画に出てくるような、落ち着いた、穏やかな場所です。今回の旅行で印象に深く残る場所となりました。

モンロー


崎津天主堂横の魚やさんのネコで、モンローという名前のネコです。飼い主はフジコさんといいます。

この辺りには、やたらと沢山のネコがたむろしています。


すぐ近くに「杉ようかん」を売っているおばあさんがいます。これしか作っていないのですが、1日しか持たないので、ほかで売ることもできません。今日は30個作ったけれど、午前中に売り切れでした。継承者はいないそうです。みなさん、とっても良いお顔をしています。

廃船


崎津を出て直ぐ、海岸近くに、三艘の木の船の骨組みだけを見つけました。

実際に使われていたと思われますが、どうして、こんな状態で放置されているのか?不思議です。

大江天主堂



12時に着いた時、シャラーン、シャラーンと鐘の音が聞こえてきました。人は誰もいません。

入り口付近に、おばあさんが露天を開いており、手絞りのジュースを買って、話をしました。

この辺りは、殆どがカトリックの信者だそうで、少しの人だけが違うそうです。

そういえば、天草に来て、お墓があちらこちらに目につき、祖先とつながりが深いのだろうと感じました。
この天主堂は丘の上に建っているので、信仰は深いものになっているのでしょう。

冨岡城



新しく作られたお城ですが、城壁は古い石の上に新しい石を置いて、修復されています。

綺麗ですが、風情に欠けるのが残念です。

いるかワールド




ドキドキ、ワクワク。ついにイルカと両手握手しました。(写真省略)

ステージ(観客1組のみ)のふちに膝まずき、両手を上にあげて、ぱっと開くと、イルカが目のまえに
浮いてきます。
係りの人に触るように言われて、はっと我にかえり、パシャパシャと触りました。

あっという間におわり。もっともっと長く、触っていたかったです。
次の幼女はずっと触っていたんですもの。。。

ホテル・天草アレグリアガーデン



旅行雑誌に紹介されており、ロケーションも良く、是非、泊まりたいと思っていました。

露天風呂は丘の上にあり、「海の湯」と「山の湯」があり、どちらも大満足です。
お食事も期待以上。ホテルの人々は皆、親切で美人です。

泊まる場所はレンタカーで、適当に走り、午後3時頃にホテルに電話して決めるのが定番です。
絶対どこかは空いているので、外国でも大丈夫です。(車でないとホテル探し移動は不安ですが。。。)

夕刻、ロビーからの景色

車えびの養殖?



この辺りは、車えびとかウニの養殖に成功しています。

広い池に、あちこち機械が据えられ、稼動しています。勝手に養殖場と思ったのすが、確かめるすべもなく。

車えびの踊りが、夕食にでました。動いているので、足をちぎるのは恐ろしくて出来ませんでした。
えび大好き人間なのに。。。火を入れて貰ったので、新鮮さもなくなり、普通になってしまいました。

天草松島


小さな島が点在して、箱庭みたいな綺麗な場所です。

仙台の松島に似ています。

民家


古い家が沢山残っておりました。

瓦が黒くて光っており、屋根の先に写真のようなのが、付いています。
魔よけでしょうか。


写真の家は簡単な形ですが、家の構造が増築に増築を重ねたような、複雑な家がたくさんありました。

ひおう貝


初め、民家の塀の上に貝殻が並べてあるのを見たとき、ホタテ貝に色を塗ってあるのかと思いました。

いえいえ、本物。直径10cmくらい。
夕食に蒸したこの貝が出ました。お味はホタテ貝と変わりませんでした。

嬉しいことに、崎津の漁業関係のおばさんに3枚この貝殻を貰うことが出来ました。

不知火(しらぬい)の白壁造りの集落



宇土半島。ボランティアのおじさんに案内をしていただきました。

各家の白壁は、火事が多かったので、壁に瓦を埋め込み、柱も漆喰の白で、埋めてしまったそうです。

今も残っている100年以上経つ白壁の家。持ち主が、老いて入院したりしていて、無人の家も多く、保存も難しいようでした。

熊本城




夕方、熊本城見学。

城壁は実に素晴らしい! 
壁のカーブの美しさ。微妙に石が組まれ、幾重にも壁ができており、歩きにくい石段と共に、敵が入り込めないように設計されています。なかなかお目にかかれませんねえ。

お城は50年くらい前に再建されたけど、もう貫禄十分。
本殿が新しくできて、見物客260万人は去年日本一だったとか。

路面電車


どこまで乗っても150円。乗るのは後ろの口から、降りるのは前の口で、降りるときお金を払います。

下車駅に着いてから、乗客はおもむろに降り口へ向かうので、停車時間が長く、びっくり。



交通信号も間隔が長くて、なかなか青になりません。地方のユックリズム体験です。

日本一のアーケード


熊本駅ちかくのアーケードは、とてもつもなく、ながーくて、大規模です。

お店は東京でお馴染みのが入っていますが、圧倒されます。

2010年5月16日日曜日

シネマ歌舞伎、二本立て


「蜘蛛の拍子舞」
玉三郎の蜘蛛役と女役。蜘蛛が出てきてからは面白く、糸が舞うのを実際に是非見たいと思います。

「身替座禅」
これは勘三郎の殿様が浮気するために、太郎冠者を身代わりにして留守をするが、妻にばれてしまう話。

殿様をアップで見るのは、舞台なら遠いから感じませんが、いやらし過ぎです。

ストーリーが面白いと映画でも十分楽しめますが、踊りなど舞台独特の雰囲気が感じられないのは残念です。

でも、三味線などが細かく見えるのは、映画の功績です。

2010年5月11日火曜日

三岸節子絵画展覧会


昨日まで、日本橋高島屋で開催。

三岸節子の絵画はものすごく上等です。
60歳から20年もフランスに一人で滞在して絵画に専念。
93歳まで絵を描き続けており、生きるということは絵を描くことだと言っていました。

場内で、短い映画を上映しており、作品を見るのに大いに助けになります。
女性として圧倒されます。

力強いタッチ、色の美しさ、構成の端正さ。見事ですねえ。

映画‘アリス イン ワンダーランド’


ティム・バートン作品
ジョニー・デップ主演

アメリカで大ヒットした3D(最初サンDと読むのかと思った)映画。
私は目が回りがちなので、2Dで見ました。

おもしろかった~! 次から次へと出来事が起こり、これぞ娯楽作品。

アリスが独立した女性として、生きていく姿勢で、締めくくられます。
ディズニー作品として教訓的であります。
アメリカ映画そのものであります。

端午の節句も終わり


今年のゴールデンウィークは物凄くいいお天気でした。

それまで雨ばかり続いていたので嬉しかったです。

我が家の鯉のぼりも出番は少なかったですが、久しぶりにお出ましでした。