監督 フィリダ・ロイド
主演 メリル・ストリープ
1979年、女性初のイギリス首相になったサッチャーの、認知症になった老年時代と政治家を目指す青年時代からの映像を重層化して、映画は進む。
財政を立て直し、フォークランド戦争に勝利し、11年余りイギリスの首相を務めた輝かしい履歴。一方、その陰でバックアップした夫デニスと、顧みられなかった双子の子供たち。
この両面がうまく描かれている。
マーガレットも家族もこのようにしか生きられなかったと思う。メリル・ストリープも素晴らしいが、映画自体、がっしりした映画に久しぶりに出会った。拍手喝采!!!
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