原作 山崎豊子
監督 若松節朗
主演 渡辺 謙
国民航空の労働委員長恩地(渡辺謙)は、労働争議で勝利したが、ナイロビなどの遠隔地へ10年ほど左遷させられる。日本に戻ると、ジャンボ機が墜落し、500人以上の死者を出してしまう。会社側は誠意ない態度を取り、それに逆らう恩地はまたもやナイロビ勤務になるが、そこで開放感を得る。
本はJALの内部事実を踏まえて書かれているとか。(恩地役の実在人物はジャンボ機墜落には関係してなかったが。)恩地以外の会社の人間殆どが私利私欲のために、‘ワルイ’人ばかりだ。この本が書かれてから年月が経っているのに、相変わらず同じような経営状態を考えると、あれから改革されていないのが分かる。
「沈みそうな太陽」の会社。
「沈まぬっ太陽」の恩地の心。
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