2008年浅草寺で小屋掛けした時の喜劇作品
物語は法界坊(勘三郎)=こじき坊主は、金と女性に目がない。「鯉魚の一軸(りぎょのいちじく、巻物)」を巡り、右往左往するが、人を切ってしまい、自分も穴に落ちて死んでしまう。
これはニューヨークでも演じられた作品で、観客は次から次へと目を見張り、飽きることはない大喜劇である。これまでのシネマ歌舞伎のなかでは、分かり易く、初めて見た連れ合いも、十分面白みを堪能できた。
が、もう少しだけ節度が欲しかったなあ。例えば、役者の顔を揶揄して笑いを誘うのは如何なものか。
でもでも、最後の花吹雪のなかの法界坊の場面はすごーい、すごーい。実際に見てみたかったお芝居です。
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