作者 山本麻子
岩波書店 (2000円)
イギリスは階層、人種が多様化していることもあり、コミュニケーションが非常に大切である。
ことばを大切にする国の姿勢、大学で教える作者の環境からの考察やリサーチ、子供が通う学校や近所のイギリス社会での様子などが書かれている。
イギリス旅行や生活などに関しては、様々な本が出ているが、「ことば」に焦点を当て、イギリス人及び国を考察している本は珍しいと思う。
イギリスの子供たちが英語の文字を獲得するのは、難しいようで、国も試行錯誤しているのが分かる。
日本の子供が文字を獲得するのも、困難を極めるが、国民がもっと日本語教育に関心を持つ必要があるのが分かる。
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