2009年4月18日土曜日

通し狂言・俄羅先代萩

四月大歌舞伎。
「花水橋」、「竹の間・御殿」、「床下」、「対決・刃傷」。

何と言っても、「竹の間・御殿」(2時間位)が圧巻でした。
乳人正岡(玉三郎)が足利頼兼の子、鶴千代と自分の子、千松を苦しい状況で育てている場面が「竹の間」。正岡が千松を眼前で殺されながらも鶴千代を守る場面が「御殿」。

はかなさ一杯の千松の子役は、玉三郎と互角の勝負です。長時間、同じ姿勢で座り続ける歌舞伎の子役の姿を見ると、小さい時からの環境が、いかに大切か分かりました。

0 件のコメント: