2009年5月13日水曜日

映画‘シネマ歌舞伎、野田版,研辰の打たれ’

野田秀樹の‘とぎたつのうたれ’2年前の歌舞伎座収録。
主演 中村勘三郎


話は、赤穂浪士の江戸城の事件で、あだ討ちが流行っていた頃、近江の粟津で、刀の研ぎや職人が武士になる。

口先が達者な辰が、剣術の稽古の腹いせに、家老を夜、びっくりさせて、心筋梗塞で死なせてしまい、その二人の息子があだ射ちに出るというもの。

おもしろい、おもしろい。文句なしに面白い。
なかで、民衆が興味本位に、あっちに付いたり、こっちに付いたりする恐ろしさを感じさせるのは、今も変わらない風潮も描かれています。

映画観客もかなり入っており、声を出して笑う人が沢山いた。
歌舞伎嫌いな人にも是非お勧めです。

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